一葉松/東福寺
ひとはまつ(とうふくじけいだい)
- 歴史文化
鎌倉時代の武将・畠山重忠と恋ヶ窪宿の遊女・夙妻太夫との悲劇「恋ヶ窪伝説」に由来する一本葉の松は、いつしか「一葉松」と呼ばれるようになりました。夙妻の死を哀れんだ里の人々は、一本の松を墓標として植え、横に「傾城墓(けいせいぼ)」と刻まれた石塔を建てて、夙妻の霊をまつったと言い伝えられています。
言い伝えの一葉松は、昭和56年(1981年)に枯れてしまいましたが、現在、実生の松が東福寺境内に植えられ、見ることができます。
基本情報
- 住所
- 国分寺市西恋ヶ窪1-39-5
- アクセス
- JR中央線・武蔵野線西国分寺駅より徒歩約5分